すると、その玉葱ような物はキノコのように大量の胞子を飛ばします。そして、今まで紫スイレンに集まって来ていた虫がその胞子を避けるようにどこかへと飛んでいってしまいます。(図31) と同時に、今まで開いていた紫スイレンの皮が一斉に閉じ始めます。恐らく、虫に蜜を吸わせる為に開いていたのでしょう。これで準備は完了です。次に、左側にある青い倒木のような物に開いた穴に入ります。実はこの穴は紫スイレンの中に通じていて、要するに紫スイレンの根のようなものなのでしょう。(図32)