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Reviews of Uru

素晴らしきD'ni でもオンラインが… 評価:★★★★☆
 今までのMYSTシリーズとは一線を画しているゲーム、それがUru: Ages Beyond MYSTである。完全に3Dアドヴェンチャーゲームとした事で移動の自由度は今までとは比較にならず、さらにアバターの設定も自由に変えられるのでよりゲームにのめり込めるようになった。しかも、MYSTやRIVENで少しだけしか見る事の出来なかったD'niを、今度は歩き回ったり走ったりジャンプしたりとまさにMYSTファン垂涎の内容である。拡張パックを含めると15箇所もの時代・場所を探索する事が出来、その多さにも圧倒される。まさに「言う事無し」のように思われるが、オンラインで遊べなくなった(Until Uruという草の根のネットワークはあるが)のは本当に残念である。βテストで、ネイバーフッドと呼ばれるプレイヤーが集まる場所で独自のコミュニティが作られつつあった時に突然中止された為、その思いが強い。何とかオンラインをもう一度。
シリーズきっての異色作 評価:★★★☆☆
元々オンラインゲームとして企画されたURUはシリーズの番外編であり、旧作にはなかった特徴をいろいろと持っている。その最たるものは、やはりアバターシステムとクロースリンクの二点だろう。前者は、プレイヤーの分身(アバター)を画面中に登場させることで三人称視点でゲームを展開できるというもので、画面上をどのようにでも動くことができる点で自由度は高いが、アバターの操作性は今ひとつ。パズルは解けているのにアバターの操作で躓いて先へ進めないという事態がしばしば起きてしまい、その点がかなり苦痛である。後者は、ゲーム中に登場する特異な布に触れることによって、次にその時代に戻ってくるときにはその布のある場所に移動するというしくみである。これは任意の点でセーブできない(次のクロースを見つけるまではゲームを中断できない)という大きな欠点を持つが、ある時代では逆にその特性を巧みに利用したトリッキーな構成になっており、どちらも一長一短といったところか。筆者の個人的見解を言えば、ドニの遺跡を存分に探検できるのには胸がときめいたが、異世界を旅しながらも現代アメリカ文明の香りが随所に漂っているのがいささか残念であった。そういう設定のストーリーなのだから仕方がないが。